「第一志望のA判定を早く取りたいな…」
おそらく、合格を目指して受験勉強に励んでいる人は、このような願望を持っているのではないでしょうか。
実は、第一志望のA判定を取ることは不可能なことではないのです!
実際に、そこまで頭が良いというわけではなかった僕でも、高3の夏には、第一志望の大学(国立大学)のA判定を取ることが出来ました。
今回は、第一志望のA判定をとるメリットと、僕が高3の夏には第一志望(国立大学)のA判定を取れた理由についてを共有していきたいと思います。
この記事を読み終える頃には、きっとA判定に近づくことが出来ると思います。
少しでも参考にして頂けると嬉しいです^^
Contents
なぜ第一志望のA判定を取ったほうが良いの?
やっぱり、第一志望のA判定を取れたら、すごく嬉しいものです。
一方で、「模試なんてただの練習だし、本番で合格をしないと意味がない。」
そんなことを言う人もいるのが現実です。
確かに本番での合格が全てですが、模試のA判定にもきちんとメリットがあります。
今回は、僕が何度もA判定を取って感じた、模試で第一志望のA判定を取るメリットについてお伝えしていきたいと思います。
自信がつく
1つ目のメリットは、自信がつくことです。
A判定が出たということは、大学の合格基準に対しての実力が、身についているということです。
また、これまでの勉強法や自分のペース配分が間違っていなかったという証明にもなります。
いわゆる、認められているという状況です。
誰かから認められていると、やっぱり自信はついちゃうと思います。
頭が良い。足が速い。オシャレ。
こんな風に誰かに言われて(認められて)自信がつくのと同じ感覚です。
ここで、注意すべきことは、慢心してはいけないということです。
慢心とは、過度に自信を持ってしまうことです。
自信との違いは、次のステップに進めるか否かです。
自信の場合は「ちゃんとやってきた結果がA判定。行ける。次も継続してA判定を取ろう。」
慢心の場合は「自分って出来るじゃん。もう受かるじゃん。勉強大変だし、やめよっかな。」
自信は次のステップに進んでいるのに対して、慢心は停滞、衰退しているということです。
慢心をしてしまったら、勉強をしなくなります。
一見、「勉強をしない=停滞」と思われがちですが、実は衰退です。
周りは全力で進んでいる中、自分だけは止まる。順位は衰退していくばかりです。
慢心しないためにも、ゴールはここではないということを胸にしまっておく必要があります。
安心感を得られる
2つ目のメリットは、安心感を得られるということです。
受験期は、落ちるかもしれないという不安で潰されそうになります。
あのプレッシャーや重圧感。受験を経験したことがある人は、一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
僕も、あの独特な重圧とプレッシャー感じていた時期もあります。もう2度と感じたくないです。
どうしてA判定を取ると安心感を得られるのかというと、この不安やプレッシャーから解放されるからです。
とりあえず合格圏内ということになりますが、それだけでもかなり違ってきます。
受験のストレスで鬱になったり、心の病気になって、勉強が出来なくなるといった事例もあるので、そういったことになる可能性が下がるという点で嬉しいものですね。
目的地を知ることが出来る
3つ目のメリットは、目的地を知ることが出来ることです。
一度でも第一志望のA判定を取っておくと、極端なことを言うと、それを再現すると合格が出来ると言うことです。
そう簡単に再現は出来ないのですが、それでも、目的地を知っているか否かがとても大切です。
例えば、最近コンビニで買った新商品の味を思い出してみて下さい。
そうすると、大抵の人は、なんとなくなら思い出すことが出来ると思います。
なぜなら、知っているからです。
一度しか食べたことはなくても、完璧にではないけれど、思い出すことが出来ます。
仮に、食べたことのない新商品の味を思い出してと言われるとどうでしょうか。
不可能です。食べたことがないからです。
これと同じように、模試でA判定を取っておくことで、味を知る、景色を見ることが出来ます。
知らない場所に辿り着くのは難しいです。
でも、一度でも訪れて、知っているのならば、そこまで難しいモノではありません。
高3の夏の時点でA判定を取っておくと、秋、冬にかけての模試でも、A判定を取れる可能性が増えます。なぜなら、夏の時点でA判定を取った経験があるからです。
そういう風に、秋、冬とA判定を取っていくと、何度もA判定の感覚を知ることが出来ます。
最初は隣の県のような感覚だったA判定。
夏には隣町のような感覚。
秋には友達の家のような感覚。
冬には自分の家のような感覚。
そんな風に、どんどんA判定の感覚が身近のモノになります。
居心地もだんだんと良くなり、そこに留まりたいという気持ちが芽生えます。
その頃には、実力もしっかりと身につき、合格も余裕で出来るようになっていると思います。
高3の夏には第一志望のA判定を取る方法!
僕は、第一志望(国立大学)のA判定を、高3の夏には取ることが出来ました。
世間的に見ると割と早い結果だと思います。
なぜ進学校でもなかった僕が、早めに第一志望のA判定を取ることが出来たのでしょうか。
主なコツは、勉強の開始時期を早くする。苦手教科を伸ばしていく。
1つずつ丁寧に紹介していきたいと思います。
勉強を開始する時間を早くする
1つ目のコツは、勉強を開始する時期を早くするということです。
早い時期にA判定を取りたいのならば、勉強を開始する時期も早くする。
シンプルながら、確実な方法です。
皆の明かりが薄暗い時期から、全力で光って、初めていくことが大切です。
僕はA判定を高3の6月に取ったのですが、受験勉強を開始した時期は高2の12月でした。
約半年でA判定を取ったと考えると、実はそこまですごいことではありません。
受験合格記で「部活を引退して夏に勉強を始めて志望校に合格!」なんてモノがあると思います。
大学のセンター試験が1月なので、これも約半年で合格まで持っていったということですね。
よほど偏差値の高い大学を目指さない限り、半年ではA判定、合格は出来ると言うことです。
苦手教科を伸ばしていく
2つ目の方法は、苦手教科を伸ばしていくことです。
多くの人が、得意なモノを伸ばしていこうという考えだと思います。
しかし、僕が実践した方法は、苦手なモノを伸ばしていくことです。
完全なる逆張り。どう転ぶと思いますか?
例えば、英語・数学・国語が受験で必要だとします。(全100点満点)
英語80 数学70 国語50 合計200点
全部で20点。点数を上げたい場合。
英語を80→100にするのか、国語を50→70にするのか。
人によって違いますが、普通に考えて国語を伸ばす方が簡単です。
英語の20点アップは応用も完璧にする必要があります。
対して国語の20点アップは基礎さえおさえれば簡単です。
他の人が出来ているのだから、自分に出来ないはずがありません。
また、まだ50点なので、80点、90点を目指せる可能性もあります。
そう考えると、苦手教科を伸ばしていく方が賢いと言えます。
僕自身、英語がかなり苦手だったのですが、そこを伸ばせるように勉強の配分ややり方を工夫していくことで、高3の夏には英語が苦手ではなくなり、A判定が取れました。
やっぱり、勉強って、得意な教科の方が楽しいし、やる気も出ると思います。
苦手な教科は、正直あまりやりたくありません。
そこで皆が得意な教科に逃げる中、苦手に立ち向かうのです。
やりたい・やりたくないと、やるべき・やらざるべきは違うということです。
感情的にならず、冷静に着々と実力を伸ばしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
模試でA判定を取るメリットや、僕が高3の夏にA判定が取れた理由をお伝えしてきました。
早くゴールに辿り着きたいのならば、早くスタートをする。
王道ながら、確実な方法です。
王道を辿りつつ、苦手な教科を伸ばすという茨の道も同時に進んでいきます。
どちらの道も進むことで、程よいリスク感で、確実な成績アップを目指していくのです。
大変な受験期間だと思いますが、さっさと始めて、さっさとA判定を取って、余裕を持った合格を目指していきましょう。