「推薦入試で受かりたいけど、高校生活はどういう風に過ごせば良いの…」
おそらく、大学受験で推薦入試を考えている人、少しでも興味がある人は、このような疑問を抱えているのではないでしょうか。
実は、推薦入試に適した高校での過ごし方がきちんとあるのです!
実際に、推薦入試に適した高校での過ごし方を意識することで、僕は推薦入試で国立大学に合格することが出来ました。
今回は、僕自身が、国立大学の推薦入試に合格するために意識した高校での過ごし方について共有していきたいと思います。
この記事を読み終える頃には、推薦入試で合格するための高校生活での過ごし方がマスター出来るはずです。
少しでも参考にして頂けると嬉しいです^^
Contents
推薦入試とは?2つのステップを攻略しなければならない。
大学入試の試験方法は、主に一般入試と推薦入試に分けることが出来ます。
一般入試は、センター試験や各大学の試験の成績で合否が決まります。
推薦入試は、小論文や学校の成績で合否が決まります。
この記事で紹介していくのが、推薦入試についてです。
合格までの流れとしては、
①高校から大学に推薦願いを提出する(高校に認めて貰う)
②大学に推薦願いが受理される(小論文や面接で合格し大学に認めて貰う)
といったステップを踏んでいきます。
つまり、推薦入試は、高校と大学、2箇所に認められる必要があるということです。
対して一般入試は、センター試験と各大学の個別試験、2つで評価をするという点では変わりませんが、大学にさえ(1カ所)認められたら良いと言う違いがあります。
推薦入試は、2カ所に認められなければなりません。
つまり、それぞれの攻略に対して、アプローチ方法を変えていく必要があるということです。
今回は、①高校から大学に推薦願いを提出する(高校に認めて貰う)を攻略していくための記事となっております。
②大学に推薦願いが受理される(小論文や面接で合格し大学に認めて貰う)に関しては、こちらの記事をご覧下さい。小論文や面接の対策について共有しております。
https://o-kaminews.com/2019/05/02/114/
高校に認めて貰うための高校生活の過ごし方
合格までの流れのステップ①である、①高校から大学に推薦願いを提出する(高校に認めて貰う)を攻略するためには、高校生活を意識して過ごしていく必要があります。
高校生活という大枠だと整理がしづらいとも思います。
なので、普段の学校生活。定期テスト。実績。
この3つに分けて、1つずつ丁寧に紹介していきたいと思います。
普段の学校生活
普段の学校生活から、推薦を意識した行動を心がけましょう。
例えば、授業中。
おしゃべりや、周りの生徒に迷惑を掛けているようでは、学校側としては推薦をしたくありません。
また、先生に対して、ため口だったり、失礼なことを言う人は、先生に嫌われると思います。
先生も1人の人間ですからね。
つまり、相手(先生)の立場に立って、人として嫌だと思う行動は避けるべきです。
人としてのあり方を意識する必要があるということです。
もちろん、先生との関わり方だけではなく、日頃の掃除をきちんとやったり、困っている人の手伝いをしたりと、気配り・心配りが必要です。
そう考えると、意識的に良い子ぶるのは、難しい部分があります。
常に気を配ったり、良い子ぶるのなんてキツイですからね。
やっぱり、学校から推薦されるような人は、元から良い人達が多いということです。
確かに、僕と同じく推薦で合格した人は、本当に良い人が多かったです。
その人柄によって、特に意識することもなく自分の当たり前をきちんとやっていくことで、周りから認められていくということです。
推薦で合格した僕自身は、どうなのでしょうか。偽りの良い子だったりして^^;
そこは、ご想像にお任せします。
定期テスト
定期テストも、きちんとこなしていく必要があります。
定期テストの結果が、通知表の評価を決めるので、各教科バランス良く良い成績を取って、オール5を目指していくのが理想です。
ここでの注意点は、バランスを考えるということです。
例えば、以下のような2人がいたとします。
ほとんどが5の評価だけど、1つだけ2の評価があるの人。
ほとんどが5の評価だけど、3つ4の評価がある人。
どちらの方が良いと思いますか?
推薦のことだけを考えると、後者の方が良いです。
誰しもが苦手教科があると思うのですが、そこをしっかりと克服するような、バランスのよい人材を高校・大学ともに好く傾向があります。
僕自身、国語が苦手だったのですが、それをきちんと自覚をして国語の勉強に時間を費やしました。
もちろん、他の教科も抜かりなく対策を行なっていくことで、バランス良い成績を取っていました。
実績
実績も、推薦入試に関わってきます。
実績とは、何かの賞をもらったり、部活の成績を残すことです。
なぜ実績が大切なのかというと、ここでもまたバランスという観点が大切だからです。
やっぱり実績もきちんとある、文武両道が出来る人を求めているということですね。
わがままですね。受ける側としては本当に大変ですよ(T_T)
では、合格をした僕は文武両道が出来ていたのでしょうか。
自信を持って言えるのが、全然出来ていなかったということ!
部活には入っていたのですが、弱小チームで実績はゼロでした。
部活以外でも特に賞を貰うことも、ボランティアに励むこともありませんでした。
そんな僕でも合格することが出来ました。
オール5に近い成績だったので、勉強面でカバーしたのだと思います。
周りの合格者は、実績が結構ありました。
勉強面が微妙な人でも、実績でカバーして合格をしていたので、大切な要素だとは思います。
つまり、実績の有無で合否が決まるのかと言われると、一概には断言出来ないが、あるに超したことはないということです。
僕は、合格は出来たものの、実績がないことで不安を感じていました。
なので時間がある人は、実績を作ったり、ボランティア活動をしておくことをオススメします。
実際にやってみて
僕自身、そこまで意識することはなく、3年生になって気づいたら、推薦も考えられる成績でした。
そう考えると、1年生の頃から、推薦のことを意識して生活を送ることで、誰もが推薦入試で良い戦いが出来ると思います。
一般的な悪いイメージとして、「推薦は楽、いんちきだ」なんてモノがあります。
正直に言いますが、これは本当に、人によっては楽な可能性もあります。
たまたま入って、ベンチ入りだった部活が、全国制覇をして実績になったり。
先生から好かれるような性格で、成績をおまけしてもらったり。
そういった人にとっては楽だと感じるし、逆に楽だと思われます。
一方で、一般入試が楽だと考える人もいます。
僕は、一般入試でも合格レベルに達していたのですが、正直一般の方が楽だと感じました。
人それぞれ得意不得意はあるので、適した方法を選んで下さい。
大事なのは合格です。
一般入試が推薦入試かは、正直あまり意味がありません。
ハワイに到着したとき、ファーストクラスかエコノミーかなんて分からないようなモノです。
合格を目指して頑張っていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
推薦入試で大学に合格するための、高校での過ごし方についてお伝えしてきました。
テストに、普段の生活、課外活動まで、多くの要素が関わっていましたね。
個人的に
色々大事な事があるなかで、僕が1番大事だと思うことは、
「人としてどう在るべきか」ということです。
人として、どういう態度で周りと接するのか。
人として、どのくらい勉強をするべきなのか。
人として。人として。人として。
小手先のノウハウではなく、人としての在り方を今一度考え、自分を見つめ直してみましょう。