「大学受験、推薦入試で合格したいけど、小論文や面接が…」
おそらく、推薦入試に興味がある人や、人前で話すのが得意ではない人は、このような悩みを抱えているのではないでしょうか。
実は、推薦入試のための、小論文・面接の対策がきちんとあるのです!
実際に、推薦入試を意識した小論文・面接対策を行なうことで、僕は推薦入試で国立大学に合格することが出来ました。
今回は、僕自身が、国立大学の推薦入試に合格するために行った、小論文・面接の対策について共有していきたいと思います。
この記事を読み終える頃には、推薦入試での合格に1歩近づいているはずです。
少しでも参考にして頂けると嬉しいです^^
Contents
推薦入試の鬼門。決勝戦で勝たなければならない。
大学入試の試験方法に、推薦入試という方式があります。
推薦入試は、小論文や面接、学校の成績で合否が決まります。
合格までの流れとしては、
①高校から大学に推薦願いを提出する(高校に認めて貰う)
②大学に推薦願いが受理される(小論文や面接で合格し大学に認めて貰う)
といったステップを踏んでいきます。
この記事では、②の攻略法についてお伝えしていきたいと思います。
①と②、いったいどのような違いがあるのでしょうか。
①高校から大学に推薦願いを提出する(高校に認めて貰う)の場合は、1回戦のようなイメージです。
部活に励む人、バイトに励む人、ゲームをしてダラダラ過ごしている人など。
比較的能力に差があって、大学に認められるという点においては、適している人材はわずかです。
1回戦の戦い方に関しては、下記の記事をご覧下さい。
https://o-kaminews.com/2019/05/02/112/
対して、②大学に推薦願いが受理される(小論文や面接で合格し大学に認めて貰う)の場合は、決勝のようなイメージです。
やはり推薦と言われるくらいですから、他の高校からも、その高校のお墨付きの優秀な人材が集まってきています。
大学に認めて貰うためには、その人達よりも、更に抜きんでる必要があるのです。
ライバルも強いのですから、きちんと対策を行わないと勝つことが出来ません。
大学に認めて貰う、決勝戦で勝つには、どのような対策を行っていくべきなのでしょうか。
冷静沈着な小論文。熱き想いの面接。
推薦入試の対策として、小論文と面接があります。
小論文とは、社会の問題や、課された課題に対して、論理的に文章を組み立てて、相手を説得していくモノです。
多くの受験生が、苦手とする部分でもあります。僕も苦手でした。
なぜなら、今までの学校での頭の使い方と全然違うからです。
学校(高校)での成績を良くするには、基本、テストで良い点数を取るだけで良かったのです。
そのテストは、「1+1=2」といった、1つの問いに対して、1つの答えがあるもの。
しかし、小論文は、答えがないのです。ある程度、型であったり、ポイントはあるのですが、答えは千差万別であり、そこに戸惑いを感じます。
ただの記憶の作業(学校のテスト)では身に付かなかった、文章能力、相手に伝える力、論理的な思考、自分の考えを発信する力など、対策を行う上で初めて鍛える能力が多いです。
ですが安心して下さい。文章を書くのが苦手な僕でも、小論文が得意になっていきました。
詳しいポイントは、後ほど解説してきます。
対して、面接とは、自分の想いや、大学に進学したい理由を、コミュニケーションを上手く取りながら、熱い思いを持ちながら、大学側に伝えていくモノです。
人前で話すのが苦手なタイプに人は、難しく感じるところでもあります。
僕も、昔から人と話すのは苦手なタイプなので、すごく苦労しました。
ある程度仲良くなった友達とは全然喋れるのですが、初対面の方はすごく苦手です。
ましてや、大学の教授のような、重圧のある方と何人も同時に会話をするとなると。
考えただけでも恐ろしくなりました。
しかし、こんな僕でも、いざ本番となると、一切緊張することもなく、すんなり面接をすることが出来ました。
小論文と面接。
見てきたとおり、かなり求められる能力に差があります。
なので、それぞれを完全に分けて、全く違った対策を行っていく必要があるということです。
以下で詳しく解説していきたいと思います。
大学合格の推薦入試対策(小論文編)
ここでは、小論文の対策についてお伝えしていきたいと思います。
夏休みの読書感想文が1日かけても終わらないくらい、文章が苦手だった僕。
そんな僕が小論文を攻略出来た対策をお伝えしていきます。
型を身に付けろ(結、起、承、転、結)
小論文には型があります。
「結→起→承→転→結」といった型です。
よく聞くのが、「起→承→転→結」という型だと思います。
いわゆる、起承転結というものですね。
流れはだいたい似ているのですが、冒頭に結、つまり結論を持っていくという点で違いがあります。
どうしてこの型なのかは、小論文について理解すると、納得が出来ると思います。
小論文、つまり小[論文]。論文の簡易的のモノということです。
論文とは、大学生ならではの視点で、卒業論文だったり、教授が論文を出したなどのイメージがあると思います。
長ったらしい文章ですから、さっさと結論を知りたいというのは当たり前だと思います。
なので小論文でも、結論を前に持ってくるということです。
コツとしては、必ず結論を決めてから、型に当てはめていくことです。
ゴールがわからないのに辿り着くのは難しいです。
読み手の気持ちを考える
読み手に、自分の意見や考えを上手く伝えるには、読み手の気持ちを考える必要があります。
どうしたら、わかりやすく伝わるんだろう。
そんな風に、自分が相手の立場に立って考えていきます。
小論文だけではなく、普段の文章、コミュニケーションにも大切な考えです。
例えば、大学の小論文、つまり、自分と違う世代の大人が読み手の場合。
普段、学校で使っているような、最近の流行の言葉を小論文で使ったところで、大学の教授には意味が伝わりません。
でも、それが伝わるかどうかは、やっぱり自分ではわかりません。
なので、高校の先生に添削をお願いをするなどして、客観的に判断して貰いましょう。
自分を抑える
時には、自分を抑えることも大切になってきます。
自分の意見や考えを論じていくのが小論文です。
しかし、これはテストです。
自分の意見が、テストにそぐわない場合もあります。
その場合は、自分を抑えて、社会的に良い風な意見を書く必要があります。
これも、戦略の1つです。
やっぱり、そういった社会に適応していく力も、大学側は判断しているのかと思います。
大学合格の推薦入試対策(面接編)
コミュニケーションが苦手な方は、面接を苦手としていると思います。
僕自身、コミュニケーションは苦手でしたが、というより今でも苦手ですが、きちんと対策を行うことで、きちんと合格をすることが出来ました。
1つずつ解説していきたいと思います。
ひたすら練習をする
何事も身に付けるためには、ひたすら練習をする必要があります。
練習して、慣れていくことで、上達していくのです。
面接の練習の仕方としては、誰かに協力して貰う必要があります。
例えば僕の場合は、推薦受験者同士で面接をし合っていました。
そうすると、相手も本気で向き合ってくれますし、逆に自分が面接官の立場に立って面接をすることも出来るので、成長をすることが出来ます。
また、先生にお願いをすると、緊張感を持って面接の練習をすることが出来るのでオススメです。
僕は、教頭先生にまでお願いをしていました。
他にも、親や、塾の講師、などなど、色んな人と、場数を踏んでいくことが大切です。
面接の合格者になりきる
自分を出したり、場数をこなすのも大切ですが、僕が特に意識していたのが、面接の合格者になりきることです。
「僕は面接に合格している。合格者らしく堂々と。」
そんな風に、自分に思い込ませて、面接の合格者になりきることが大切です。
そうすると、不思議と自信が沸いてきます。
自信さえ身に付けたら、こっちのモノです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
僕が国立大学に推薦入試で合格をした、面接・小論文の対策をお伝えしてきました。
もちろん、これは僕の対策であって、人によっては合わないこともあると思います。
しかし、僕のように実際に合格している人がいるので、少しは役立つのではないかと思います。
ぜひ、参考にしてみて下さい。