「ADHDって、どんなモノなんだろう」
おそらく、ADHDという言葉を聞いたことがある人や、身近に感じている人は、このような疑問を抱えているのではないでしょうか。
僕自身、ADHDについては、全然分かりませんでした。
しかし実際に、ADHDの人と身近に関わるようになって、ADHDについて、深く理解出来るようになりました。
今回は、ADHDについての知識や、実際に関わって感じるADHDの特徴について共有していきたいと思います。
この記事を読み終える頃には、ADHDについての理解が深まっているはずです。
少しでも参考にして頂けると嬉しいです^^
Contents
ADHDとは?実は身近にもいるって本当?
ADHDとは、多動性・衝動性・不注意の3つの要素がみられる発達障害の1つです。
多動性とは、机にじっと座ってられなかったり、落ち着きがないこと。
衝動性とは、何も考えずにまずは行動をしたり、順番を待つことが出来ないこと。
不注意とは、他の事柄に気が散ったり、集中が途切れやすいことです。
ADHDの人の割合は、全人口の約5%と言われています。
100人に5人。20人に1人の割合です。
思っていたより、多いと感じると思います。
学生の頃落ち着きがなかったクラスのあの子や、職場で集中力が途切れやすい同僚。
実は、ADHDだったのかもしれないのです。
ADHDの友達。どんな特徴があるの?
僕の友達に、ADHDの人がいます。
今まで、そういう人と関わったことのなかった僕は、最初は戸惑いました。
しかし、関わっていくうちに感じた特徴を把握することで、ADHDについての理解が深まりました。
では一体、ADHDにはどのような特徴があるのでしょうか。
1つずつ丁寧に紹介していきたいと思います。
物をなくしやすい
1つ目の特徴が、物をなくしやすいことです。
忘れ物やなくし物が多いということですね。
この特徴は、ADHDの友達を見ていると、すごく感じることがあります。
「あれ、スマホどこに置いたっけな。」
「財布わすれちゃった。」
そんなことは日常茶飯事です。
なので僕は一緒にいるときは、忘れ物がないかを一緒に確認するようにしています。
こういった1つの気遣いでも、忘れ物、なくし物の可能性がグッと減っているような感覚があるので、身近にADHDの人がいたら、ぜひやってみることをオススメします。
好き嫌いがハッキリしている
2つ目の特徴が、好き嫌いがハッキリしていることです。
嫌いのモノはとことん嫌いです。
外食に行ったときの野菜から、性格が合わない人まで。
ここで特に憎悪の念を抱くのではなく、極端に無関心になります。
確かに、嫌いという感情を持っているだけでも、そのモノとは「嫌い」という枠で関わりを感じると思います。
しかし無関心なら、いわば除外。眼中になし。
一切の関わりを持たずに済むという点で、嫌いの最上位だと思います。
逆に好きなモノに関しては、とことんのめり込みます。
「最近何やっているの?」とADHDの友達に聞くと、スマホゲームを見せられました。
ハマりにハマって、夜も熱中してやっていると聞きました。
すごく集中力を感じられるので、好きのモノを仕事に出来たら、化けるのではないかと個人的には思っています。
自分の気持ちに正直
3つ目の特徴は、自分の気持ちに正直なことです。
時には笑い、時には落ち込み、すごく喜怒哀楽がハッキリしています。
僕自身、喜怒哀楽の表現が苦手なので、このように自分を正直に表現出来るという面では、尊敬する部分があります。
一方で、自分の気持ちに正直であるがために、ストレートな発言も多いです。
好きな人には好きと言い、嫌いな人には嫌いと言う。
つい最近僕も、「最近太ったね」なんて言われましたよ(T_T)
確かに、最近太ってきていることに薄々気づいていたので、改めて人から言われることで、きちんと現実を認めることが出来、ダイエットを決心できたので感謝しています。
僕のように良い方向に向かうケースがある一方で、言われたことに腹を立てたり、逆ギレをしたりして、関係が悪化する場合もあります。
これは、発言を受け取る側の問題です。
自分のマイナスの部分をきちんと受け止められる人か、目を背けたい人か。
人それぞれだと思います。
僕自身は、すごく相性が良く、大好きですよ。
実際にADHDの人と関わってみて
実際にADHDの人と関わってみて感じることは、特にありません。
普通の人だし、普通の友達です。
世間では、ADHDを初めとする、様々な障害に対して、白い目で見たり、偏見を持つ人が多いと感じています。
蛙を見た目だけで判断して食べない(唐揚げなんかにすると、実はすごく美味しいので、機会があれば食べてみて下さい。)のと同じように、食わず嫌いの状態なのではないでしょうか。
初めて自転車に乗るのが怖いように、何事も最初は怖いです。
でも、自転車に乗るのは案外怖くないし、乗れるようになったら楽しいように、やってみたら何事もどうってことないものです。
偏見を感じている人は、一度その偏見を外して、普通に関わってみましょう。
一生の友達や仲間、最愛のパートナーになるかもしれませんよ(^_^)v
まとめ
いかがだったでしょうか。
ADHDの友達と実際に関わってみた僕が感じた、ADHDの特徴を共有してきました。
身近にいるあの人にも、当てはまる部分があったのではないでしょうか。
ADHDが良い悪いというモノではなく、ただの個性だと僕は思っています。
自分は自分。人は人。ただそれだけです。
関わるも関わらないも、偏見を持つも持たないも、僕は自由だと思っています。
自由だからこそ、人それぞれの生き方も個性も自由です。
自分が自由に生きたいのなら、相手の自由を壊すのはナンセンスですよ^^