筧千佐子被告(72)。
京都、大阪、兵庫で起きた青酸による連続不審死事件で、一審京都地裁で死刑判決を受けた。
筧被告が24日の大阪高裁判所判決を前に、大阪拘置所(大阪市都島区)で時事通信の取材に応じた。
どんな事件があったの?
後妻業って何?
犯罪なの?
疑問を解決していく。
Contents
死刑の可能性か⁉筧千佐子被告 青酸による連続殺人事件
「死んでおわびをします」。
京都、大阪、兵庫で起きた青酸による連続不審死事件で、一審京都地裁で死刑判決を受けた筧千佐子被告(72)が24日の大阪高裁判決を前に、大阪拘置所(大阪市都島区)で時事通信の取材に応じた。「死刑にしてください。あの世に行く」と被害者や遺族に対する謝罪と覚悟の言葉を述べる一方、一連の事件について覚えているのは「半分半分」と語るなど、記憶があやふやな様子も見せた。
面会は4月に2回行った。筧被告の髪は白くなり、肩にかかる長さまで伸びていた。表情には疲労がにじみ、何度か質問を聞き返すこともあったが、終始はっきりした口調で、時折笑顔も見せた。
一連の事件について、被害者の氏名を挙げて殺したか質問すると「殺したかな?」「裁判のときに言っている」などと述べ、明確にはしなかった。しかし、別の日に同じ質問をすると、夫勇夫さん=当時(75)=を殺害したことは認めたが、他の被害者は「殺していない。殺すような深い付き合いをしていない」と否定した。
死刑判決は「人をあやめたら死刑になる。裁判のときも『嫌や』とか言っていない」と淡々と受け止めていた。「恐怖は感じないのか」と問うと、「不安は通り過ぎた。くだらない質問」と切り捨てた。一審判決が維持された場合、上告するかは、「そこまで考えていない。あすの命も分からないから」と明言を避けた。
弁護側は裁判で、認知症で訴訟能力を失っていると主張した。筧被告は「認知症ではなく年相応に忘れっぽいだけ」と述べる一方、「(認知症の自覚も)所々ある」と話すこともあった。その上で、「昔のことを思い出したくない気持ちもある。孫の名前や年も全部忘れた」と語った。
引用:YAHOO JAPAN
筧千佐子被告 顔画像! 殺人鬼? 美人?
出典:YAHOO JAPAN
筧千佐子被告(72)の顔画像である。
一見変わった様子もなく、近所にいそうな印象だ。
しかし、殺人の罪に問われている殺人鬼である。
また、数々の男と結婚、内縁関係を結んだとも言われている。
どこに、そんなに魅力があるのか。
全く、理解できない。
後妻業の女 筧千佐子被告 青酸化合物 事件の詳細
夫や交際相手に、青酸化合物を飲ませて殺害。
多額の保険金や遺産を手に入れたとされている筧被告。
事件はどういったモノなのだろうか。
一連の事件が発覚したのは、2013年12月末。
彼女の夫の筧勇夫さんが自宅で死亡したことを発端とする。
その、筧勇夫の体内から、青酸化合物が検出されたのだ。
そのことがきっかけで、事件の疑いが始まった。
筧勇夫が死亡する前月に結婚したばかりの千佐子に疑いがかけられた。
千佐子の過去を調べてみた。
過去に結婚や交際した高齢の男性が、次々と死んでいたのが判明。
被害者は、大阪、兵庫、奈良と、近畿に固まり、11人もの人数に上った。
捜査の結果。
京都府と大阪府の各1人の、残された血液や内容物から青酸化合物が見つかった。
また、兵庫県の2人の死亡記録などから、2人の死は青酸化合物による死と判断され、さらなる容疑が加わった。
そうして、逮捕・起訴されたのである。
被害者は、いずれも70代。
悪質な後妻業の可能性は十分にありえるのだ。
後妻業とは?結婚や内縁関係 遺産相続権 家族との揉め事
「後妻業」
簡単に言うと、死に際の高齢者と”財産目当て”で、内縁関係・結婚を行い、ターゲットの死後の財産を大量にいただくというモノ。
男性の心情としては、「自分の死に際の面倒を見てほしい」というのが願い。
相手の性格、容姿、愛の有無は関係なく、最後に自分の面倒を見てくれた人に遺産を遺しても良いと思うそう。
妻に先立たれた場合か、仕事ばっかしていた独身男性がほとんど。
そういう人たちをターゲットに、お金目当てに男性の「後妻」に入り財産を狙う。
後妻妻がいることを、ターゲットの死後にしる家族も多い。
相続をめぐって、揉めごとになることも。
後妻業は罪なの?犯罪? 倫理観が問われることも。
後妻業は罪なのか否か。
早く財産を手に入れたいがために、今回の事件のように殺人をしてしまう。
こういった場合は、法律に反します。
しかし、互いの了承の上で籍を入れ、自然な死だった場合。
この場合は、特に罪に問われることはないと言われている。
賛否両論ある、この後妻業。
果たして、倫理的には正しいのだろうか。
「遺された家族がかわいそう」
そんな意見もある。
しかし、財産をどうするかは、元の所有者が決めるものだ。
決して、子供に残さなければならないという法律もない。
互いの了承があれば、ターゲットが満足した使い道だったのなら、後妻業が遺産を手に入れることは悪くないと思う。