17日に行われたJ1リーグの浦和ー湘南戦(埼玉スタジアム)
湘南のゴールが審判に認められなかった問題。
日本サッカー協会は20日、東京都内で臨時審判委員会を行った。
誤審はどうして起きた?
山本雄大主審ってどんな人?
山本雄大主審、川崎章人副審の処分はどうなる?
疑問に答えていく。
Contents
山本雄大主審。サッカー国体選手?プロフイールを紹介!
出典:山本雄大
名前:山本雄大(やまもとゆうだい)
出身:京都府
職業:サッカー審判員
〈経歴〉
京都府立城陽高等学校時代、国体に出場。
高校卒業後に入隊した自衛隊を離脱し、2007年にJFAレフェリーカレッジに入学。
2009年には、J2主審として登録され、2010年にJ1主審に昇格した。
2011年には、国際連盟の国際主審として登録。
第92回全国高等学校サッカー選手権大会決勝では主審を務めた。
2015年より、プロフェッショナルレフェリーに登録した。
誤審の状況。湘南MF松岡大暉の放ったシュートは!?
2019年5月17日に行われたJ1「浦和ー湘南線」(埼玉スタジアム)
前半31分、事件は起こった。
湘南MF杉岡大暉の放ったミドルシュート。
ゴールバーに当たり、ネットを揺らした。
そのネットが揺れた反動で、ボールがゴールから出た。
それを見た、山本主審の判定は、ノーゴール。
プレー続行を促した。
選手は困惑。会場は唖然。
試合は一時中断し、抗議が行われた。
▼問題の動画:【公式】ハイライト:浦和レッズvs湘南ベルマーレ
出典:youtube
問題の詳細。小川佳実JFA審判委員長が言及!
小川佳実審判委員長は、
「この件に関して重く受け止めている。
審判員も『残念極まりない。申し訳ない』という気持ちでいっぱい」と述べた。
また、
「主審はボールが左ネットに飛んだ際は選手と重なり、見えていなかった。
副審もボールの軌跡を十分に確認出来ていなかった。
ボールが跳ね返ってきたので、経験上『ポストからだろう』と判断してしまった」
と説明した。
こういった件に対して、今後対応していくために、
「両ゴール付近に1人ずつ追加副審を配慮する」
ことが話されており、8月からの導入が検討競れている。
山本雄大主審と川崎秋人副審の処分は?
日本サッカー協会の審判委員会は20日。
東京都内で臨時審査会を開いた。
山本雄大主審と川崎秋人副審について、処分を下した。
山本主審、川崎副審、両方に対して、
日本協会管轄公式戦の2週間(18日)の割り当て停止の措置を下した。
どんな試合にせよ、チームやファンにとっては大事な一戦。
今後の審判の質の向上が必要だ。