タイ中部パタヤから日本に電話をかけ、
振込詐欺を繰り返していたとみられる事件。
容疑者とみられる15人が、日本に強制送還された。
どんな事件だったのか?
犯人はどんな人たち?
この事件には黒幕がいる?
疑問を解決していく。
Contents
タイの詐欺グループ15人を移送。機内で逮捕か。
出典:youtube
捜査員に付き添われながら、
日本に移送される男達。
計15人の大行列だ。
「詐欺を認めますか?」
「騙していたんですよね?」
という記者の質問には黙秘を貫いた。
その後、航空機が日本の領空に入ってから、
機内で詐欺容疑で逮捕された。
タイ中部パタヤで不法就労か。詐欺グループの拠点は?
▼タイの中部パタヤ
今年3月、タイのパタヤ。
現地の地元当局に、不法就労の疑いで逮捕されていた。
拠点の棚には、いくつもの電話機が。
電話のやり取りを指示するマニュアルも発見。
「ここで何をしていた?」
「詐欺の疑いに意見は?」
そんな記者の質問は黙秘をした。
ベトナム、フィリピンと、
拠点を転々としていた模様。
全国での被害は、
約2億円を超えると見られている。
逮捕されたメンバー。借金を抱えて勧誘されたか?
出典:youtube
福岡の6人をはじめとする逮捕された男達。
この事件で逮捕された男達は、
それぞれ出身地が違っていた。
沖縄から東京まで、
本当に様々である。
中には、
1000万円以上の借金を抱えている人まで。
男たちはどのような関係だったのか。
捜査によると、
男達は、ある人物によって集められたもの達。
消費者金融で借金をしていた男達は、
ある人物から、電話の「かけ子」として勧誘された。
事件のカギを握る、
「ある人物」とは誰なのだろうか?
事件の中心人物。タイの入国履歴はあるが消息不明。
「ある人物」
その男は、
逮捕者達を束ねていたとされる。
男は、逮捕された男達の、
タイの拠点を手配したりしていた。
勧誘や金の管理も行っていた。
指示役とみられている。
タイへの入国履歴はあるものの、所在は不明。
捜査が進められる。